10 May, 2015

Why INSEAD?

15DのYです。

最近キャンパスにいらっしゃる受験生の方が多く、なぜINSEAD(またはMBA)に来たのか、という点をよく聞かれるので、
(過去のポストと似ていますが、)自分と他の日本人クラスメイトの意見を総合してまとめてみました。

USビジネスと併願して結果INSEADに来たケースと、ヨーロッパ中心に受けてINSEADに来たケース(単願含む)に分けると、後者が多いです。


1. International / Diversity
この点は言わずもがなですが、多様な国籍+複数国での経験の生徒が非常に多いです。ほかの言葉で表すと、全世界からの帰国子女が集まっているスクールとも言えます。
また、私のクラスメイトはロンドンの会社環境にとても似ているとも言っていました。USのスクールではなかなか経験できないポイントなので、Whyの差別化要因だと思います。

2. キャリア
卒業生の行き先にコンサルが多いため、コンサルスクールと思われがちですが、Entrepreneurやソーシャルを目指すのにもいい環境ですし、
MBA後のキャリアのLocationとしてヨーロッパやアジアを目指すのにも向いています。
キャリアは志望動機の中心部分になることが多い(かつAdmissionもよく見ている)ため、Whyの最も重要な部分かもしれません。
なお、コンサルに強いスクールなので、コンサルキャリアをステップに最終キャリアゴールを目指す、というストーリーは書きやすいかなと思います。
(ただし、 十分なリサーチと最終キャリアゴールの明確化、なぜMBAが必要かは十分詰めておくべきです。)

3.Multi-campus
トップビジネススクールで複数のキャンパスがあるのはINSEADだけなので、この点もWhyの差別化要因になります。

4.プログラムの期間
10カ月のプログラムなので、機会損失が少ないうえ、学費+生活費のトータルが少ないのは大きなポイントです。
INSEADが候補者向けに行うプレゼンテーションでは、Higher return on investmentと宣伝していますので、
そのまま使っても差支えないのではないでしょうか。
DiversityやAlumni networkもそうですが、INSEADが自ら強みとして宣伝しているポイントはどんどん使ってよいと思います。

5.Alumni network
ヨーロッパの中では歴史が非常に長いスクールなので、Alumniの数は非常に多いです。
日本だとあまりありませんが、欧米ではAlumniを頼りにキャリアをこじ開ける例が少なくありませんので、Alumniの数(と質/Accessibility)は重要です。

その他マイナーポイント
6.ユーロ安!(今だけ?)
7.1年制MBAランキングトップ
8.旅行/パーティの機会が多い!
9.合格後の入学場所/タイミング変更は実はFlexible
10.入学審査で私費と社費をあまり区別していない(多分)


もう一つ受験にあたってのTipsを挙げますと、INSEADは半年に1回くらい、東京でCoffee Chatイベントというのをやっているので、
これに参加することをおすすめします。
http://mba.insead.edu/events/asia.cfm
かなりDirectにアドバイスをもらえるので、参考になると思います。
(テストの点数や国際経験が足りないから、なんとかしろ、など。)
主催はINSEADのMarketingチーム(Admissionチームと別)なので、選考に影響することはないでしょう。


また、IAAJ Bimonthly Drinksというのも、卒業生と話すいい機会ですので、利用されることをおすすめします。
https://iconnect.insead.edu/IAA/JPN/Pages/Calendar.aspx